BeingとDoingという言葉があります。「であること(存在)」と「やること(行動)」主イエスさまはインマヌエル(神は私たちと共におられる)なるお方です。主は私が「いる」という存在を喜び、私の「業績」や「持ち物」によって近づかれるお方ではありません。しかし、ふと自分の心を見つめると、Doingの方に価値を置いています。このお正月も、思ったとおりに出来ていないことや、願った通りに達成していないとなどが心を巡り、「ふう」とため息をつくことがありました。そんな朝のディボーション、イエスさまのみことばが響きました。
「しかし、わたしはあなたがたに言います。決して誓ってはいけません。天にかけて誓ってはいけません。そこは神の御座だからです。地にかけて誓ってもいけません。そこは神の足台だからです。エルサレムにかけて誓ってもいけません。そこは偉大な王の都だからです。自分の頭にかけて誓ってもいけません。あなたは髪の毛一本さえ白くも黒くもできないのですから。あなたがたが言うことばは、『はい』は『はい』、『いいえ』は『いいえ』としなさい」(マタイ5:34-37)
私の人生は「自分で誓っていく人生」から、「主に導かれる人生」へと変えられました。インマヌエル(神は私たちと共におられる)とは、「神が私の人生を用いてくださる」ということでもあります。主イエスさまが私を導き、私に働かれます。私はイエスさまの「はい」を「はい」、「いいえ」を「いいえ」として歩んでいくのです。さて、気がつくと、私のため息は深呼吸へと変わっていました。2020年もBeingを大切にしてゆきます。それは、朝飯前の主との交わりです。そこからDoingは沸き上がります。