2023年9月3日

今秋、我が家に里子が来ることになりました。2歳8か月の男の子です。数年前に私と妻は里親になることを決め、研修を修了し、2年程前から受入れを待っていました。そして遂に今年の4月、児童相談所から2歳の男の子の養育家庭エントリーの打診が来ました。もちろん私たちはエントリーしました。他にもエントリーする夫婦がいるので、審査をし、私たち夫婦に決まったら連絡するとのことでした。聞くところによると、東京都では普通40組ぐらいのエントリーがあるそうで、私たちは神さまに委ね、淡々と待ち望みました。すると1ヶ月後、私たちに決まったとの連絡が来たのです。早速、児童相談所の職員やケースワーカーの家庭訪問があり、書類提出などの下準備を進め、6月には乳児院を訪れ、里子ちゃんと初対面をしました。私たちのことを「ちゃんちゃん」「しおちゃん」と呼んでもらい、先ずは一緒に遊ぶことができました。けっこう自分は小っちゃい子と遊ぶ賜物があるなと思いましたが、なんと児童相談所の職員さんが私たち夫婦の絵本を作って、私たちのことを紹介してくれていたのです。感動しました。それから週に二回、乳児院で里子ちゃんとの交流が始まりました。最初は大部屋で皆と一緒、慣れてきたら個室で私たち三人と、それから近くの公園に遊びに行き、親子ルームで一日過ごし、息子とも対面し、我が家に日帰り訪問、一泊外泊、三泊、一週間…、そして完全に迎え入れます。私の両親も里親をしていましたが、一回対面したら次には家に来ていたと言っていたので(40年前)、時代は変わりました。兎に角、可愛いです。50を過ぎてまたオムツ替えから始まるかと思うと、ちょっとおののきますが、みことばがいのちです。

「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人にとどまっているなら、その人は多くの実を結びます。」(ヨハネ15:5)。

10月頃には教会の皆さんに紹介できると思います。どうぞよろしくお願いします。

カテゴリー: ボクシ・ボイス   パーマリンク

コメントは受け付けていません。