2020年5月17日

出エジプト記29章には「主へのささげもの」が記されています。心に留まったのは、全焼のいけにえとしてささげる子羊に添えて、上質のオリーブ油を混ぜた最良の小麦粉十分の一エパ(2.3ℓ)と、ぶどう酒四分の一ヒン(950㎖)もささげられているということです。

「それは芳ばしい香りのため」(29:41)

とあります。ただささげるのではない、「芳ばしい香り」を添えるのです。私たちの生活に適用するなら、料理にもうひと手間加えるとか、贈り物は綺麗な風呂敷に包むとか、礼拝にはパリッとしたシャツを着るとかいうことでしょう。先日、役員会が持たれました。コロナ禍のためオンライン(Zoom)、その他はメール上で決算総会に向けての重要な協議がなされたのですが、私は役員さんたちのまさに成熟した大人の対応に改めて感心し、学ばされ、素晴らしい役員会を感謝しました。皆さんは自分の意見をはっきりと言い、相手の意見はしっかりと聴きます。その姿勢や言葉使いには互いへのリスペクトを忘れず、冷静に俯瞰して観ることも怠らず、最後は、神さまがこのように導いて下さったと全員で主を見上げます。役員さん一人ひとりから「芳ばしい香り」が放たれていました。

今、コロナ禍によりストレスを覚えている人が多くいます。しかし悲しいかな、そのはけ口なのか、ドラックストアやスーパーの店員に暴言を浴びせたり、「自粛警察」と称される人たちが自分本位の注意や非難を発して、相手を傷つけていることが多く起こっているようです。今はなおさら「何を話すか」より「どのように話すか」を心掛けることが大事です。芳ばしい香りを添えていくことが。それは相手へのリスペクトであり、共同体の雰囲気となります。私の姿勢、言葉使い、身なりは、はたして芳ばしい香りを放っているだろうか、私の周りの方々から香る芳ばしい香りに癒され勇気づけられながら、自分をクンクンと嗅いでゆきたいと思います。

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